安養院は、神奈川県鎌倉市大町にある浄土宗の寺院。本尊は阿弥陀如来。千手観音(田代観音)
。
もとこの地には尊観が開いた浄土宗の善導寺があった。のちに北条政子が亡き夫頼朝の冥福を祈って建てた長楽寺が焼失したため、鎌倉末期にこの善導寺の跡に長楽寺を移し、政子の法名である安養院を院号としこれが寺名になったといわれる。その後、江戸時代の始めに田代寺の千手観音を移した。本堂には北条政子の像などが安置されている。また、本堂裏手には、北条政子の墓といわれる石塔がある。
山門
本堂(観音堂)
オオムラサキツツジ,安養院のシンボル
鎌倉時代後期(1308年)の建立の石造宝篋印塔
巨木「マキ」、鎌倉市の天然記念物
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