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常栄寺(ぼたもち寺)
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鎌倉市大町に所在する日蓮宗寺院。山号は慧雲山。鎌倉時代からあった草庵を慶長11年(1606年)に日祐尼が開基し、日詔上人が開山した。本尊は三宝祖師。後述の縁起によりぼたもち寺(牡丹餅寺)の名で知られる。
文永8年(1271年)の龍ノ口法難の折り、処刑のため刑場(現・龍口寺)に引かれて行く日蓮に最後の供養として胡麻のぼたもちを差し出した老女がいました。
彼女はかつて源頼朝が由比ヶ浜を遠望するために作らせた桟敷を管理していたので桟敷の尼と呼ばれています。その後怪奇現象が相次ぎ日蓮の処刑が直前で中止となったため、「首つなぎのぼたもち」と呼ばれるようになり、尼は日蓮を救ったとして信仰の対象となりました。
江戸時代になって尼の住居跡に建てられたのが現在の常栄寺(ぼたもち寺)です。
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塚本柳齊の歌碑(左の写真) |
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「これやこの法難の祖師に萩の餅
ささげし尼がすみにし所 」 |
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長勝寺 |
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長勝寺は、神奈川県鎌倉市にある日蓮宗の寺院。本尊は大曼荼羅。
この寺は、1253年(建長5年)日蓮に帰依した石井長勝が自邸に法華堂を立て日蓮に寄進したのに始まると伝えられる。
境内に帝釈天大堂が建ち、本堂前には日蓮説法像があり、回りにを持国天、広目天、増長天、多聞天の四天王像が並んでいます。県の重要文化財に指定されている法華堂は五間堂という鎌倉時代特有の貴重な建築様式で建てられている。 |
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山門  |
本堂
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法華堂 (鎌倉時代特有の建築様式) |
六角堂 (日蓮の遺歯が祀られている)
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毘沙門天像
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広目天像
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持国天像
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増長天像
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随我山・来迎寺 (らいこうじ) |
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材木座にある来迎寺は、今は時宗派の寺院である。
かってこの地に源頼朝が三浦大介義明の菩提を弔うため、建久五年(1194)に建立した真言宗能蔵寺があった。開山の音阿上人が時宗に帰依したため、建武二年(1335)に改宗、来迎寺となった。
三浦半島の衣笠城主であった義明は、源頼朝旗揚げの時に、畠山重忠の軍勢と闘い、89歳で戦死した。頼朝は義明の武功を称えたと言う。
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本堂  |
木造三浦大介義明の坐像 ちち
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