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   光明寺]鎌倉最大級の山門を構える浄土宗大本山

材木座にある浄土宗のお寺「光明寺」。正式名称は「浄土宗大本山 天照山蓮華院 光明寺」といいます。
 
   
   
   
     
   山門(三門)は、鎌倉最大級の規模を誇り、大本山に相応しい荘厳な造り。現在の山門は、1847(弘化4)年のもので、間口約16m、奥行約7m、高さ約20mという大きさ。

2階には、釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られている
 
   
     
   
花園天皇の直筆と伝わる立派な扁額(左の写真)が掲げられおり、往時の威光を感じることができます
 
 
大殿
 
     
   材木座にある浄土宗のお寺「光明寺」。正式名称は「浄土宗大本山 天照山蓮華院 光明寺」

開基は、鎌倉時代の4代執権の北条経時公。1240(仁治元)年、経時公が佐助ヶ谷(現在の鎌倉市佐助)に蓮華寺を建て、然阿良忠(記主禅師)を迎えて開山しました。後年の1243(寛元元)年、蓮華寺を現在の地に移して光明寺と改めたのが始まりとされている
 
   
     
   光明寺の大殿は、徳川家や磐城平藩(のち延岡藩)内藤家の庇護のもと、1698(元禄11)年に建立されました。威風堂々とした風格漂う大堂は、1999(平成11)年に国の重要文化財に指定されましたが、建立から300年以上が経過し、老朽化が著しいため、今回の”令和の大改修”として2029年までの長期にわたる事業に着手しています  
   
  釈迦三尊、四天王、十六羅漢(山門の2階に祀られている )  
   

ご本尊

阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)が光明寺のご本尊です。大殿の中央に祀られるご本尊は極楽浄土を表した煌びやかな装飾の中にいらっしゃいます。一段下がった畳の上から直接お参りができます。

 
  
   弘化4年(1847)に建造された鐘楼堂。大殿手前の右手に鎮座しています。現在の梵鐘は昭和36年に鋳造されたもの  
  
   
   
善導大師像

寛文3年(1663)に作られた銅像です。
善導大師は中国の唐時代に活躍した浄土教の高僧。浄土宗の開祖・法然上人は善導大師の教えよって浄土宗を開きました
   
   
   
   
   
   
   記主庭園

小堀遠州風の浄土庭園は、開山ゆかりの「記主庭園」。
浄土宗の教えの流れを表現している石庭。三尊とは、極楽浄土の阿弥陀仏とその脇士たる観音・勢至の二大菩薩を表し、五祖は浄土教を説法流布された釈尊(印度)、善導(中国)、法然、鎮西、記主の浄土宗五大祖師を示します。この三尊五祖が、庭園の中に石で表現されています。庭園全体の構図は、煩悩の多いこの世(此岸)と救われていく彼の岸(彼岸)を示しています。5月にはサツキが見頃を迎え、石庭を彩ります。
 
     
 光明寺の精進料理
   
   
   
 

大本山光明寺の精進料理

 
 
 
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