釈迦が悟りを開いてのち最初に説法した(初転法輪)場所として、仏教四大聖地の一つとして尊ばれている。サールナートには鹿野苑と呼ばれる園があって、そこに5人の修行者たちはいた。彼らに対して、釈迦は「中道」のあり方などを説かれたと伝えられ、この最初の説法を、初めて法の車輪が回ったということで、「初転法輪」といわれる。5人の修行者たちはその説法に感銘し、釈迦の弟子になります。このようにして、釈迦が言葉によって法を人に伝えられたとき、宗教としての仏教が成立したといわれる。


高さ43メートル、周囲36メートルのダーメーク塔がそびえている。建造は2300年以前のマウリヤ王朝にさかのぼり、1600年前のグプタ王朝の装飾が塔の表面に見られる。
インド,マウリヤ朝の
アショカ王が北インド各地の仏教聖地に建てた記念石柱。ネパール国境に近いラウリヤー・ナンダンガリの石柱が原形をとどめていると言われる
アショーカ王が仏法の実践と宣揚を願い,法勅を刻んで国内各地約 30ヵ所に建てた石柱。十数基が現存し,高さは 10~13m,チュナール産砂岩の一本石 を用い,表面を美しく研磨している。遺品のうち,4頭の獅子を組合せたサールナート出土の巨大な獅子柱頭 (サールナート博物館) が最もすぐれている。
ムールガンダ クティー寺院
スリランカのマハーボーディソサイエティが建てた現代寺院。建物の内壁には、野生司香雪氏の絵「ブッダの一生」が描かれている。
チャウカンディ・ストゥーパ
迎仏塔と訳される。お釈迦様と五人の修行者(五比丘)との出会いの場所
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